心電図って何回勉強してもわからない…
そんな私が理解できるような良い本はないのかな?
心電図難しいよね。
今回は看護師目線で見たおすすめの本を紹介するよ。
心電図って難しいですよね。僕の経験上、心電図読める看護師って5割もいないと思います。
心臓専門の循環器の病院、病棟なら別ですが、それ以外の病院、病棟となると本当に理解できている看護師って実は少ない。
心電図の本なんて何百冊あるけど分厚くて、内容が難しい。理解するのに時間と労力がとてつもなくかかる。
そんなイメージを払拭できる本を救急病院に勤める看護師歴10年の僕が経験を交えて紹介します。
ナースが書いた 看護に活かせる心電図ノート
この本の何が良いのかというと、とにかく読みやすい、分かりやすいという点です。
ページ数は107ページとボリュームも少なくサクサク読めてしまいます。
僕自身心電図の本を10冊ほど読みましたが圧倒的にこの本が読みやすく分かりやすい!
そして看護師の目線で書かれているため理解がしやすい。
看護師にとって必要な知識と、そこまで必要でない知識があるのでその必要な知識だけ絞って学べる点もポイントです。
心電図の本というと心電図の波形と文字の羅列でハッキリ言って読む気になれない…
読んだとしてもいまいち理解が追いつかないところがありますが、イラストも多いため自分の中で噛み砕いて理解が出来るようになります。
詳細は下記を参照してください。
これならわかる! 心電図の読み方 (モニターから12誘導まで)
この本は12誘導心電図まで理解したい人におすすめです。
12誘導心電図とは心臓をあらゆる方向から見ることで心臓のどの部分に異常があるのかを詳しく見ることのできる心電図です。
文字は多めになりますが心電図の基本から12誘導心電図までを網羅できる内容となっています。
ポイントとしては医者目線でこれからの経過や必要な検査、治療方針が書かれています。
またDrに報告する時にどのポイントを押さえて報告すべきかも書かれてあるので実用性が高い本となります。
この本をマスターできたら自分のレベルもかなり上がりますよ。
スッキリわかる! モニター心電図
この本の何が良いのかというと持ち運べる点。これが大きい。
本というとA4サイズのものが主流ですよね。その方が文字もイラストも大きく見やすい。
でも看護の現場では持ち運べない。慣れるまでは心電図の波形が何を表しているのか本と比較することでよりわかりやすくなります。
そんな時にポケットに入るこの本を持っていればその場で確認することができる。そして必要な情報が簡潔にまとめられています。
家で心電図の勉強をしていても実際の現場で「あれ、この波形何だっけ?」と感じることはあります。
そんな時にこの本で照らし合わせると理解できるようになります。わからなかった時にすぐに調べられる。
家に帰って復習することも大事ですがその時のリアルタイムでないと覚えていなかったり、実際の波形を見るのは現場なのでこの一冊を持っておくと役に立ちます。
まとめ
今回紹介した本は心電図をわかりやすく理解することに重点をおいたものになります。
分厚い心電図の本もありますが、僕の経験上イラストのたくさん入ったボリュームの少ないものの方が理解しやすいです。
そして1冊読み終えた達成感もあります。
分厚いボリュームのある本は読む気にもなれない。より理解を深めるためには最適だと思いますが入門編として見ていく分には今回の本がオススメとなります。
実際の心電図の波形は本とは異なるものもあります。心電図波形の形をそのまま覚えても微妙に違っていたりするのでリズムを見てくり返し観察することで上達できます。
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